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総患者数:5,500万人(推定)
  • 👀明日から使える!介護で役立つ「目からウロコ」工夫集

    移動しました 認知症ケア 介護 工夫
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    介護の現場は毎日が試行錯誤の連続です。「マニュアル通りにいかない…」と悩んだとき、先輩たちのちょっとした「視点の切り替え」や「工夫」が状況を劇的に変えることがあります。 今回は、多くの介護職やご家族が「実際に効果があった!」と実感した、今日から試せる具体的な工夫を場面別にご紹介します。 1. 【声かけ・関係性】 拒否や不安をスッと溶かす工夫 「後ろから」「不意に」を徹底的に排除する 工夫のポイント: 認知症の方は視野が狭くなっている(正面の狭い範囲しか見えていない)ことが多いです。 具体的なアクション: 体に触れる前、声をかける前は、必ず本人の正面(1メートルほど離れた位置)に回り込み、しっかりと目線を合わせてから「〇〇さん、おはようございます」と声をかけます。不意に触れられる恐怖がなくなるだけで、介護拒否は激減します。 「名医(あるいはなじみの人)」からの伝言を使う 工夫のポイント: 「薬を飲んでくれない」「受診を拒否する」という場合、介護者がいくら説得しても逆効果になることがあります。 具体的なアクション: 本人が信頼している「かかりつけ医」や「昔の上司・家族」の名前を借ります。「〇〇先生から、このお薬を飲むと足が軽くなると伝言を預かっています」「〇〇さん(信頼する家族)から、今日はお風呂で温まってねと電話がありましたよ」と伝えると、驚くほどスムーズに応じてくれることがあります。 2. 【食事・水分】 「食べない・飲まない」を解決する工夫 白い食器をやめて「色のコントラスト」をつける 工夫のポイント: 認知症が進行すると、視覚のコントラストを認識しにくくなります。白いお皿に白いご飯、白いお粥が盛られていると、そこにお皿があることすら認識できない場合があります。 具体的なアクション: お皿を青や赤、黒などのはっきりした濃い色に変えるだけで、食べ物の輪郭が際立ち、自力での摂取量が増えるケースが多々あります。 水分補給は「お茶・水」にこだわらない 工夫のポイント: 「水分を取ってください」とコップを差し出しても拒否される、あるいは一口でやめてしまうことはよくあります。 具体的なアクション: 脱水予防が目的であれば、飲み物にこだわる必要はありません。水分量の多い「ゼリー」「プリン」「水ようかん」「フルーツ(スイカやメロン)」をおやつとして出したり、スープや味噌汁を少し多めに用意したりする方が、お互いにストレスなく水分を確保できます。 3. 【入浴・排泄】 三大介護の「困った」を乗り切る工夫 お風呂はお湯を張らずに「足湯」から始める 工夫のポイント: 服を脱ぐことや、大きなお風呂に入ることに恐怖心や強い拒否感を持つ方は多いです。 具体的なアクション: 「お風呂に入りましょう」とは言わず、「足元が冷えるので足湯で温まりませんか?」と誘います。服を着たまま足をお湯につけ、気持ちよさを感じてもらいながら、徐々に「上に着ているものを脱ぎましょうか」と進めると、スムーズに浴室へ誘導できる確率が上がります。 トイレの場所を「言葉」ではなく「目印」で示す 工夫のポイント: 「トイレはあそこです」と言われても、「トイレ」という文字や言葉の持つ意味がパッと理解できなくなっていることがあります。 具体的なアクション: トイレのドアに、大きく分かりやすい「便器のイラスト」や「鮮やかな色(赤や青など)ののれん」を下げます。視覚的に「ここは他とは違う場所だ」と認識しやすくなり、失禁や迷子を防ぐことができます。 4. 【BPSD:認知症の行動・心理症状】 落ち着かない・帰りたい時の工夫 「夕暮れ症候群(帰宅願望)」には、役割を依頼する 工夫のポイント: 夕方になると「家に帰らなきゃ」とソワソワし出す現象です。無理に引き止めると不穏が強まります。 具体的なアクション: 本人が現役時代にやっていたこと(家事、仕事)に関連した「役割」をお願いして、意識を切り替えます。「夕ご飯の準備で、タオルを畳むのを手伝っていただけませんか?」「書類の整理(紙を折る作業など)をお願いできますか?」など、頼りにされている実感が安心感に繋がり、ソワソ波が落ち着きます。 探し物は「一緒に探して、本人が見つける」演出をする 工夫のポイント: 「財布を盗まれた!」と言われた際、介護者がすぐに見つけて「ここにありましたよ」と渡すと、「あなたが隠していたんでしょう」と疑われる原因になります。 具体的なアクション: 「それは大変ですね。一緒に探しましょう」と共感し、介護者が先に見つけたとしても、サッとその場所へ本人の手を誘導したり、「あそこにあるのは何かしら?」と声をかけたりして、必ず「本人が見つけた」という形にします。これにより、達成感と安心感が生まれ、介護者への不信感を防げます。 みなさんの「本当に役立った工夫」を教えてください! 「うちの施設では、この声かけで入浴拒否がなくなりました!」 「在宅介護で、ご飯を食べない時にこれを試したら大成功でした!」など、 あなたの現場で生まれた小さな工夫や、先輩から教わった知恵をぜひコメント欄でシェアしてください。 あなたの1つの工夫が、今どこかで悩んでいるケアワーカーさんやご家族の救いになります! 関連記事 なぜ認知症患者は「怒りっぽい」のか? 【保存版】プロも陥る?「認知症介護の誤解 TOP10」 何度も責められる、介護でよくある事例と対応法 書籍:【ポケット介護】楽になる認知症ケアのコツ 教えて「認知症介護でやってはいけない対応」 世界から学ぶ #010:「認知症介助犬」 世界から学ぶ #004:福祉先進国スウェーデン