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総患者数:5,500万人(推定)
  • 世界から学ぶ #018:介護の視点「米国 vs 日本」

    世界から学ぶ 世界 介護 視点
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    annA
    【テクノロジー・福祉用具の活用】 「排泄介助」の負担についてですが、少しでも「楽をする(負担を減らす)」ための方法として、最近のテクノロジーや福祉用具の進化は外せないと感じています。例えば、以下のような導入が進むと現場や家族の負担は劇的に変わるのではないでしょうか。 自動排泄処理装置の活用 寝たきりの方の場合、排尿・排便をセンサーが検知して自動で吸引・洗浄・乾燥まで行ってくれる機器があります。夜間のオムツ交換の回数を大幅に減らせるため、介助者の睡眠不足解消に直結します。 排泄予知センサーの導入(スマート介護) 下腹部に超音波センサーを貼ることで、膀胱の膨らみ具合を検知し、「そろそろトイレのタイミングです」とスマホ等に通知してくれるデバイスがあります。失敗(失禁)を未然に防げるため、衣類や布団の洗濯という二次的な重労働をなくすことができます。 スライディングシートや移乗ボードの活用 ベッドからポータブルトイレへの移乗の際、力任せに抱えるのではなく、摩擦を減らすシートを使うことで、腰への負担を驚くほど軽減できます。 日本では「手取り足取りお世話すること」が美徳とされがちですが、アメリカ的な「いかに効率よく、お互いの負担を減らすか」という視点に立って、こうしたツールを「楽をするために罪悪感なく使う文化」がもっと広がるといいなと思います。 【考え方・アプローチの転換】 排泄介助で少しでも「楽をする」ためのアプローチとして、介護者の「やり方」だけでなく、被介護者の「自立をサポートする仕組み(環境)」に変えていくという視点も有効ではないでしょうか。 「オムツ」から「パンツ・ポータブルトイレ」への移行(できる部分の自動化) すべてを介助するのではなく、手すりの位置を工夫したり、脱ぎ着しやすい衣服に変えたりして、ギリギリまで「自分でできる環境」を整えること。結果として介助者の出番(負担)が減り、本人の尊厳も守られます。 排泄パターンの見える化(スケジュール化) 数日間、排泄の時間を記録すると「食後○分後に排尿がある」といったパターンが見えてきます。そのタイミングだけ狙って声をかければ、空振りの声かけや、不意の失敗に対応するストレスを減らし、効率よく介助ができます。 精神的な負担を減らす意味でも、「全部やってあげる美徳」から脱却し、アメリカのように「自立支援のために、あえて手を引く(効率化する)」というマインドセットを持つことが、結果的に一番楽になる方法なのかもしれません。